2月17日(木)曇りのち晴れ 非常に暖かい
去年から狙っていたシーラカンスを登るべく今年も登りに来た。
去年は、天神平スキー場の上に上がって見たら、氷がなくとてもがっかりしたが、今年は出来ていた。
この危ない氷をつき合ってくれたのは、同じく三苫さんだ。
9:00にロープウエイに乗り、天神尾根に上がった時の写真です。(ロープウエイの始発時間が遅くなっている、去年は8:00なのに?。でもこの遅れが命拾いになりました。)
シーラカンスがしかっり出来ている。
11:00
巌新道を降りてタカノス沢に入って正面から撮った写真です。
まさか、この後15分後にシーラカンスの中間部が大崩壊すとは。
今日は、雪崩は一発も出なかったのに。
なのに・・・・悔しいです。・・・悔しいです。[emoji:e-259]
左のピラニアはつながっていません。
10年前に私と佐藤さん、寺田さんが初登攀した氷です。
その時もシーラカンスの大崩壊を見ましたが。
まさかまた見るとは。
大崩壊した後の写真です。
タカノス沢をさかのぼっていて、もう少しでC沢に入ろうとした時に崩落してその入り口まで雪崩となって落ちてきました。
通常の8:00にローピウエイに乗っていたらこの大崩壊にもろに遭っていたでしょう。
この崩壊は雪崩のようにまさに私達がこれから行こうとしていたタカノス沢とC沢の出合まで到達していました。
崩壊は上から三分の一のあたりです。
今回一緒に登ってくれた頼もしい三苫さん(ガイド)です。
重荷を持って平気で歩いてくれました。
スクリュー16本、ピトン、ロープ、等々です。
ありがとう
なおかつ前日は難しい氷を登ってきてその足で来てくれました。
写真からもわかるように、曇りのハズが良い天気です。
気温も異常に高くなりました。天神平スキー場で2.5℃でした。
この前日が快晴でしたが、必ず雪崩が出るのでそれが落ち切ったこの日を狙ったのですが・・・・[emoji:i-182]。
換気塔です。
ここまで降りてから取り付きまで登り返すのです。
シーラカンスは登る以前の状況をつかむのがとても難しいし、氷ができているときはほぼ間違いなく雪崩が出る
厳しいルートです。
氷柱自体は三段に分かれており今の技術をもってすれば決して困難なルートではないはずです。
初登はんのときと比べてべて違うのは気候が暖かくなっていて登れるタイミングをつかむのが非常に短くなっていることです。
新たな発想で第二登することを願っています。
コメント
コメント一覧 (3)
応援してるよ~
山岳記事をただいま書いておりまして、シーラカンスとピラニアの記事を書いています。
それでお願いなのですが、浦山さんのブログに載っている写真を引用させて頂きたいのですが、よろしいでしょうか? もちろん出典には、浦山さんのお名前を記載させて頂きます。
ご返信よろしくお願い致します。
山田
シーラカンスの第二登、素晴らしいですね!